二酸化塩素とは二酸化塩素とピュアクリア二酸化塩素は欧米では古くから既に水道水の処理や食品などの腐敗消臭、除菌を中心に、幅広い分野、用途で使われています。 現在、わが国でも、化学的に作用する消臭、除菌、洗浄剤はたくさんありますが、 ピュアクリアは、より安心して、ご家庭から業務の用途まで「化学反応」によって消臭、脱臭、除菌するスプレー、ゲル製品です。 さて、二酸化塩素は地球上では亜塩素ガスの状態で存在し、消臭、除菌に有効だとはわかっていても、気体を「水」に溶解させ、製品化することは極めて難しいとされてきました。それを特殊な技術で、二酸化塩素を精製水の中に閉じ込めることに成功したものが、「水成」二酸化塩素です。 また、二酸化塩素のゲル化(ジェル化)は、協力企業様とのタイアップにより、開発された製品で、まるで芳香剤のように、室内に据え置くだけで1ケ月以上、手軽に室内の臭いを、除去し、続けることで、よりクリアな環境に近づけるといったコンセプトで開発いたしました。 二酸化塩素の消臭と除菌のメカニズム 概要一般に、細菌、カビ類や、悪臭の原因となる腐敗物は、無機、有機物を産生し、周囲は酸性の環境に変化し、環境PHが酸性へ傾きます。 不活性の状態で水溶液や、ゲルに含まれている二酸化塩素が、この酸性の環境に触れると初めて「活性化」二酸化塩素に変化します(活性化しない状態ではヒトや動物に直接噴霧しない状態、高濃度にない通常の使用では無害と考えられています)。 この活性化二酸化塩素の「酸化作用」が、細菌などの微生物や、悪臭の原因となる物質に直接「反応」します。さらに微生物や有機物を「除菌」し、ニオイが消える、というプロセスで効果を現します。 除菌のメカニズム活性化した二酸化塩素は細菌の細胞壁に作用します。細菌の細胞壁のタンパク構造を変性させ、細胞の維持ができなくなり、結果的に溶菌し、除菌できるのです。これは、フリーラジカルや、酸化還元反応という生物、化学的な説明になりますのでここでは割愛しますが、従来の塩素系化学物質・洗浄剤の反応形式は、標的である細菌や物質の「塩素化」反応であるのに対して、二酸化塩素は、標的物質を「酸化」して除菌、消臭するため、後述の副産生物がないこと、塩素によるアルミやステンレスなどに対して金属腐食がみられません。 カビやウイルスについても、同様の環境でこのメカニズムで作用します。 また近年、抗菌剤が効きにくい原因となっている、バイオフイルムについても、これらは多糖類ですが、これも上述の理由で二酸化塩素で取り除くことが可能です。 現在、除菌、洗浄剤として、もっとも汎用されている、同じハロゲン系の次亜塩素酸ソーダにおいては、強い除菌、消臭力がある一方でトリハロメタンなど有害な塩素ガスと、副生成物を産生しますが、同じハロゲン化合物である二酸化塩素は、作用プロセスが異なるため、強い除菌力、消臭力を持ちながら、有害な副生成物は産生せず、塩素ガスをほとんど発生しません(本体にはかすかな塩素臭はあります)。 結果として、亜塩素酸である二酸化塩素は、次亜塩素酸と比して臭い成分の酸化力はラボスペースでは2.5倍、反応速度は3倍、除菌力は7倍となっています。 例えば――ご家庭や工場などで悪臭のもととなる、腐敗したゴミの中には、多くのイオウ成分や微生物が産生する物質も含まれていますが、ピュアクリアはこうした固形もしくは空中に浮遊するこれらの物質に触れ、活性化の二酸化塩素となり、 腐敗した物から発生する強い悪臭の元に対して、「酸化」し、変性、分解します。 いわば臭いの元に、微生物と、無機、有機物に対し、ダブルの作用が効果を高めていると考えられます。 詳しくは弊社営業部まで |
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